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    代替肉は大豆?子供が食べて栄養は足りる?メリット・デメリットを管理栄養士が解説

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    ここ数年、スーパーでよく見かけるようになった代替肉。

    動物の命の「肉」ではなく、肉に似せたプラントベース食品(植物由来)であり、大豆肉がメジャーです。

    大豆を使っているので、普通のお肉よりもヘルシーで健康に良いというイメージがありますよね。

    しかし大豆「肉」と名前がついていても、やっぱり大豆は大豆。

    牛肉・豚肉・鶏肉といった動物性食品から得られる栄養とは違いそうです。

    「肉の代わりに子供に食べさせても大丈夫?栄養は足りるの?」と心配になるのも当然です。

    そこでこの記事では、次のことを解説します。

    • 代替肉の大豆肉を子供に与えて栄養は大丈夫?
    • 代替肉を子供に与えるメリット・デメリットは?

    間違いなくこれから世界中で消費量が増えていく食品だからこそ、正しい知識を身につけていきましょう!

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    この記事を書いたのは

    いちか 2児の母。
    管理栄養士としてクリニックに勤務。その後大学院に進学して博士(医学)を取得。現在は子育ての傍ら栄養ライターとして活躍中。得意分野は悩めるママの栄養指導。科学的根拠がある栄養情報をお届けします。

    代替肉の大豆肉を子供に与えて栄養は大丈夫?

    大人と違い、子どもは心も身体もこれから大きくなる存在です。

    結論から言うと、大豆肉だけでは子供の発育に必要な栄養素は足りない可能性があります。

    しかしそれは、大豆肉がダメなのではなく「それしか食べないのは良くない」ということです。

    詳しくみていきましょう。

    大豆肉の栄養は?

    市販されている大豆肉は、大豆を肉に似せた形状に加工するために、大豆以外にも調味料や食品添加物が使われています。

    そのため大豆肉そのものの栄養価は、日本食品標準成分表には載っていません。

    そこでこの記事では、マルコメ株式会社が販売している「ダイズラボ 大豆のお肉 ブロック」の栄養を例ににとり、動物性の肉と比較してみました。

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    この「ダイズラボ 大豆のお肉 ブロック」は、このまま普通のお肉のように調理に使えます。

    写真はそのまま使えるレトルトタイプですが、乾燥タイプや冷凍タイプも売っています。

    また、伊藤ハムなどの大手食品メーカーからも大豆肉を使用したハンバーグなどが発売されており、とても便利ですよ。

    それでは、100gあたりのエネルギーと三大栄養を比べてみましょう。

    大豆肉ゆで大豆牛もも豚もも鶏もも
    エネルギー105kcal163kcal235kcal171kcal190kcal
    たんぱく質17.8g14.8g19.2g20.5g16.6g
    脂質1.0g9.8g18.7g10.2g14.2g
    炭水化物8.9g8.4g0.5g0.2g0g

    大豆肉:ダイズラボ 大豆のお肉 ブロック
    大豆:黄大豆・国産・ゆで
    牛もも:和牛・もも・脂身つき・生
    豚もも:大型種肉・もも・脂身つき・生
    鶏もも:若鶏・もも・脂身つき・生
    大豆肉の出典:「大豆のお肉」製品紹介ページhttps://www.marukome.co.jp/product/detail/daizu_029/
    大豆、牛・豚・鶏もも肉の出典:食品成分データベース

    同じ100gを食べた時、大豆肉は牛もも肉に比べて55%も摂取できるカロリーが少ないです。

    これは体重が気になる人にとっては好都合ですよね。

    しかし、発育のためにたくさんカロリーを必要とする子どもにとっては、あまり良いことではないかもしれません。

    特に小食な子どもなら、できるだけ一口のカロリーを増やしたいところです。

    また、脂質は細胞膜を作ったり、脂溶性ビタミンの吸収を促したりしますので、とりすぎは困りますが、とらなさすぎもやはり困ってしまいます。

    いろいろな種類を食べることが大切

    大豆肉のビタミン・ミネラルの栄養情報に関しては、ホームページ上の製品情報には載っていませんでした。

    ただ、添加物として加えていない限り大豆と大きな違いはないと予想されます。

    大豆肉ゆで大豆牛もも豚もも鶏もも
    記載なし2.2mg2.5mg0.7mg0.6mg
    ビタミンD記載なし0μg0μg0.1μg0.4μg
    ビタミンB1記載なし0.17mg0.09mg0.90mg0.10mg
    食物繊維5.1g8.5g0g0g0g

    出典等は前述の表と同様

    管理栄養士の私がこの表から言いたいは、同じ『肉』であっても、牛・豚・鶏はどれか一種類のみ食べるのではなく、できればまんべんなく食べてほしいということです。

    なぜなら、肉の種類によって、多く含まれる栄養素は違うからです。

    例えば、表を見るとわかるように、鉄は牛が豚や鶏よりも多いですよね。

    ところがビタミンB1では豚が、ビタミンDは鶏が一番多くなっています。

    一方、大豆は食物繊維を豊富ですが、動物性の肉は食物繊維を含みません。

    つまり、いろいろな種類の肉、そして大豆(大豆肉も)を食べることで、色々な栄養素を過不足なくとれるのです。

    ちなみに、大豆と牛ももでは、一見鉄の量があまり変わらないように見えますが、大豆に含まれる鉄は吸収の良くない『非ヘム鉄』、牛ももに含まれる鉄は吸収の良い『ヘム鉄』といった違いもあります。

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    代替肉の大豆肉を子供に与えるメリット・デメリットは?

    代替肉を子供に与えるメリット・デメリットはなんでしょうか?

    メリット

    子供に代替肉を食べさせる最大のメリットは『地球環境に関心を持つきっかけになる』ということではないでしょうか。

    もともと代替肉は、人口爆発による食糧不足への懸念や、家畜の増加による環境負荷、動物を屠殺(とさつ)することへの倫理的問題など、地球規模の課題を解決しうるものとして開発が進められています。

    「大豆肉を今あなたが食べたことが、環境問題にどう貢献しうるか」の意見を親子で交換できたら素敵ですよね。

    ぜひ、「おいしい・まずい」などの感想を言い合うにとどまらず、食育の題材として考えてみてくださいね。

    デメリット

    代替肉を食べること自体に関するデメリットは特に報告がありません。

    ただし、前述したように、大豆肉だけでは子供の成長に必要な栄養素が足りなくなることがありえます。

    肉をすべて代替肉にするのではなく、牛・豚・鶏・大豆のローテーションの中に、大豆肉を一緒に取り入れるのがおすすめです。

    ⇒オーガニック食品は子供に良い?無添加にこだわる必要ある?

    代替肉は大豆?子供が食べて栄養は足りる?まとめ

    大豆でできた代替肉を子供に食べさせて大丈夫かを解説しました。

    もう一度おさらいしましょう。

    まとめ
    • 大豆肉は、カロリーが動物性の肉の半分ほどなので、子供には不足する可能性
    • 食材によって多く含む栄養素は違うので、いろいろなものを食べることが大切
    • 代替肉を食べるときは、環境にも目を向けられるよう促そう

    代替肉をきっかけに、子供が自分たちが住む地球の問題を「自分のこと」として捉えられるようになったら嬉しいですよね。

    大豆でできた代替肉、ぜひ一度は召し上がってみることをおすすめします。

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